いちむらはりきゅう整骨院
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最近テレビや雑誌などで『筋膜リリース』という言葉をよく耳にしますね。
そもそも筋膜って何?
筋肉の周囲にある薄い膜? 半分正解で半分不正解。
筋膜リリースの筋膜は和訳したもので、本来は
『皮下から骨格筋や臓器などあらゆる組織までを結合し、包括し、分割する『鞘』又は『結合組織』の集合体である(参考:Robert Shleip )
筋膜と言うと、生の鶏肉をさばく時に、肉と皮の間にある薄いシート状のやつが思い浮かぶと思います。 確かにそれも筋膜の一つですが、狭義の捉え方であって、広義の筋膜で捉えるとそうではありません。
そもそも筋膜という表現を使っているのは日本だけで、海外では(Fascia)と言って体の中にある『結合組織』のことを指します。
人間の体内は筋肉・骨・血管・心臓・内臓・細胞など数えきれないほどの無数の組織が一つのかたまりとなって一つの身体を構成しています。
その組織が一つ一つ単独で存在するだけでは、人としての形を保つことができません。
なので、その組織たちを繋ぎ合わせる『接着剤』の役割をするのが世間で言う筋膜・・・結合組織(Fascia)なのです!
筋膜は主にコラーゲンとエラスチン、ヒアルロン酸でできていて、そのほとんどが水分で構成されています。なので、比較的弾力があり、水々しく、毛糸の繊維の様に伸縮性のある組織です。 シート状の膜とういうより立体的な網目状の構造で運動体を動かした際、組織と組織の間が滑りやすいように、又、元に戻りやすい様にしてくれます。
全身の血管から筋肉、筋肉から腱、腱から骨、骨から内臓といったように全身くまなく覆っていて人の形を保っていることから筋膜は『第二の骨格』と呼ばれています。
リリースをする前に筋膜はどんな働きをするのか?
1 姿勢の維持
2 力の伝達
3 感覚のフィードバック
筋膜は、長時間悪い姿勢をとっていたり、間違った運動パターンを繰り返すことで機能異常が起こります。
機能性異常とは
・柔軟性(関節可動域)の低下
・筋肉の出力の低下
・痛みの発症(肩こりや腰痛) などです。
筋膜は毛糸のセーターのように網目場の構造で、動きに合わせて伸縮する働きがあります。
しかし、長時間の悪い姿勢・・例えば猫背でのデスクワークや、立ち仕事での片足荷重などバランスを保っている筋膜がアンバランスになってしまい、伸びきった状態になってしまいます。
セーターや網戸を長時間つまんで引っ張ったら、形が変わって戻らなくなってしまう様なイメージです。この様に筋膜の網目が一部縮こまって密集してしまう現象を『筋膜の高密度化』といいます。
セーターや網戸はただの繊維ですが、人の筋膜は筋肉や血管、臓器までも覆っている上、筋肉の10倍もの感覚受容器が集まっているので筋膜が高密度化した状態は身体にどんな問題が起こるか容易に想像できると思います。
この様な状態になった筋膜をリリース(解放)して、元の状態に戻すのが筋膜リリースです。
主に浅筋膜にM³波という特殊な周波数の電気を、Vスティックと言う二つの球状の端子で患部に関連する筋膜ラインにジェルを縫って滑らす様に刺激していきます。
M3波に刺激された筋肉が次々と収縮、弛緩を繰り返し、水和作用によって高密度化した筋膜に水々しさを戻し、動きを円滑にし、栄養を与え、感覚受容器からの疼痛信号を和らげる働きがあります。
効果としては個人差はありますが、
関節可動域の改善・・・体の動きがスムーズになり柔軟性が増します。
主に 腰痛、背部痛、肩こり、肘の痛み、下腿の疲労感などに効果的です!
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